地下の鳩 / 西加奈子
装丁が気になって買った本。
読み始めは、やっぱりわたしは西加奈子さんが苦手なのかな?と思った。
でも読んでるうちに少しずつペースがつかめてきた!
「いつだって1番わからないのは、自分の気持ちだ。」
キャバレーとかチーママとか、よくわからない世界の人達の物語だったけど、考えてる事はどこにいてもそれほど変わらないものなのかねー。
「地下の鳩」では脇役だったミミィが主役のスピンオフ「タイムカプセル」の方が、わかりやすい面白さだった!
過去と現在、裏と表、男と女、強さと弱さ、ふたつの自分の中で悩んで動いている人達の物語だった。
年内中の読了目標まであと21冊!