武士道エイティーン
武士道エイティーン / 誉田哲也
シックスティーン、セブンティーンに続くシリーズ3作目。
物語の軸になっていた、香織と早苗の絆はもうまとまりきっていて、ほぼ進展なし(笑)
香織と早苗は、単なる友達というのともライバルというのともなんとなく違う関係性で、その点セブンティーンから出てきた黒岩は香織には完全にライバル、早苗にとっては友達って感じ。
2人だけじゃ描ききれなかった(のかわからないけど)ところが黒岩で補われてた。
エイティーンは、本編の合間合間に脇役が語り部になったサイドストーリーが4編入っている。
それが、初めは物語があっちゃこっちゃいってまとまりない感じがしたんだけど、ひとつひとつ読んでみると入り込んでしまう内容になっていて驚かされる!
逆に、本編より深いんじゃないか…?!
次作もあるけど、文庫本がまだ出てないのでこのシリーズは休憩に入りまーす